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糖尿病治療、ココが変!


糖尿病の発症メカニズム
  • 1.炭水化物を食べる。
  • 2.血糖値が上昇する。
  • 3.すい臓がインスリンを分泌する。
  • 4.インスリンが内臓脂肪を増やす。
  • 5.内臓脂肪がインスリン抵抗性と体内の炎症を引き起こす。
  • 6.以上の繰り返しによって、すい臓がダメージを受ける。
  • 7.やがて、ダメージが限界点を超えて、すい臓が破損。
  • 8.糖尿病を発症する。
糖尿病の治療方法
  • 1.内臓脂肪を減らすためのカロリー制限食と運動療法を指導。
  • 2.十分な効果が得られず、インスリン抵抗性が生じたら、投薬開始。
  • 3.すい臓がインスリン生産をやめたら、インスリンの注射療法を開始。

最初の囲みは糖尿病がいかにして起こるかを説明したもので、次の囲みは糖尿病の進行に合わせておこなわれている、現在の糖尿病治療法だ。このふたつをよく見比べていただきたい。

違和感を感じたら、ぜひこの先を読み進めてみてほしい。

現在の糖尿病治療がはらむ、3つの矛盾

.食事療法の問題点

内臓脂肪は、皮下脂肪にくらべて落としやすい脂肪とされる。体重を5%減らせば、インスリン抵抗性の改善も期待できるという。

そこで、糖尿病患者にまっ先に導入されているのが、食事療法および運動療法。運動療法の意義について疑義を唱えるつもりはまったくないが、食事療法に関しては疑念をはさむ余地がおおいにある。

というのも、現在の食事療法の中身はこのとおり。

まずは食事療法!

バランスの取れた和食糖尿病と診断されたら、身体活動量等に合わせた食事をする必要があります(食事療法)。食べてはいけないものはありませんが、自分にあった分量の食事で、必要とするすべての栄養素をとるように工夫します。バランスのとれた食事ですので、家族と一緒に食べられます。

1日に食べる量は、お医者さんから指示を受けますが、目安としては、次のとおりです。

総エネルギー量 = 標準体重 X 仕事別消費カロリー

仕事の種類消費カロリー(標準体重1kgあたり)
軽労作(デスクワークが主な人、主婦など)25~30kcal
普通の労作(立仕事が多い職業)30~35kcal
重い労作(力仕事の多い職業)35kcal~

(厚労省のホームページから)

一瞥したかぎりでは問題ないように思う。

が、「インスリン」の記事などにも書いたが、内臓脂肪を増やすのはインスリンであり、炭水化物(糖質)だ。たんぱく質や脂質は高カロリーだが無視していい。上記の食事療法の背景にあるのは、摂取エネルギーはすべて内臓脂肪に変わるだろう、という誤解か錯覚、あるいは科学考証不在の乱暴なロジックだ。

やるべきは糖質制限であり、カロリー制限ではない。糖質制限だけが、インスリン抵抗性を改善し、内臓脂肪を減らす可能性を秘めている。

 

「以前、ADA(アメリカ糖尿病協会)推奨の食事療法を患者に指導していました。でも、患者たちはさらに太り、血糖値の調節機能は低下し、薬に頼りきるようになったのです。腎疾患や神経障害などの合併症もあらわれました。そこで、わたしとはADAの食事療法をいったん脇に置きました。そして、炭水化物を制限するよう指導したのです。すると、体重がみるみる落ち、血糖値を上手にコントロールできるようになり、HbA1cの値が低下。高血圧やトリグリセリドなど、糖尿病に関係のある代謝異常がすべて改善したのです」(米国の心臓専門医Dr. William Davis
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.投薬療法の問題点

糖尿病初期に処方される経口薬には次のようなものがある。

糖尿病薬の種類

作用副作用
スルホニル尿素(SU)薬系

インスリンの分泌をうながす。40年以上前から使われている、糖尿病の代表的な治療薬。効力が強く、単独で使われるケースが多い。第1世代にトルブタミド、効果が強まった第2世代にグリベンクラミド、グリクラジド、第3世代(2000年認可)にグリメピリドがある。

低血糖に注意。

ビグアナイド薬

膵外作用による血糖低下。インスリン作用の補助。SU薬と併用されることが多かったが、最近は肥満のある2型糖尿病患者の第一選択肢になっている。

乳酸アシドーシスが有名だが、実際はレアケース。胃腸症状はわりとよくある。

αグルコシダーゼ阻害薬

糖質が体内に吸収されるのを阻害することで、食後過血糖を改善する。空腹時血糖はまだ高くないが、食後に高血糖となる軽度糖尿病に単独投与されるケースが多い。SU薬やインスリン療法と併用することもある。

腹部膨満感や便秘、下痢などの消化器症状が多い。肝障害の報告も。

インスリン抵抗性改善薬

インスリンの働きを増強し、インスリン抵抗性を改善しようとするもの。インスリン抵抗性が強く出ている2型糖尿病に多く用いられる。ピオクリタゾン(商品名、アクトス)など。

浮腫、心不全、肝障害(劇症肝炎の恐れあり)が報告されている。

即効型インスリン分泌促進役

インスリン分泌の促進し、食後過血糖の改善をうながす。吸収が早く、効果持続時間も短いので、毎食かならず服用する必要がある。

低血糖に注意。

このように、糖尿病の治療には現在、さまざまな薬が使われているのだ。

糖尿病薬糖尿病薬の効果を分けると、

  • 血糖値をさげる。
  • 糖質の吸収をふせぐ。
  • インスリンの分泌をうながす。
  • インスリンの働きを強める。

ここで、ある疑問が湧く。血糖値を無理矢理さげたり、せっかく摂取した糖質を吸収させないようにするくらいなら、はなから炭水化物など食べなければいいのではなかろうか。

炭水化物は3大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質)のなかで唯一、必須栄養素でない。摂らなくたって死なない。生命活動に支障をきたすことはないのだ。

※人間が生きていくのに必要なエネルギーの多くは、脂肪を分解してつくるケトン体でまかなわれている。ブドウ糖しか利用できない器官はほんの一握りだ。それにしても、ヒトの体はたんぱく質からブドウ糖を合成できるので、心配いらない。

薬の力を借りて、働き過ぎで弱っているすい臓にさらなるインスリン追加分泌を命じる、というのは酷な話だ。それに、そんなことをすれば、すい臓がさらに弱り、内臓脂肪が増えて、インスリン抵抗性が強まっていくことだろう。

インスリンの働きを強める、というのも、同様の理由(内臓脂肪が増え、すい臓の寿命が縮まる)から、矛盾を覚えるのである。

それと、糖尿病薬には、肝疾患など強い副作用を持つものがあることにも注意が必要だ。

こうしたリスクをとり、年間9万円というけっして安くない治療費(2種類の薬を服用したいる場合の平均自己負担額)を支払い、肉や酒を節制したカロリー制限を実践し、毎日欠かさず運動をおこなう。それでも、改善する見込みは……。

どこか変だゾ、と感じるのはわたしだけだろうか。

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.インスリン療法の問題点

2型糖尿病がこの段階まで進行すると、もう矛盾がどうとかいっていられないレベルだ。へたを打つと、命を落とす。

注射1日に1~2回、あるいは3~4回、食事の30分前にはかならず自分でインスリン注射をおこない、血糖を厳しくコントロールする日々がやってくる。病院では、低血糖症状(指先のふるえ、動悸、集中力低下、視界異常など)への対策として、砂糖や飴玉、ビスケット、ソフトドリンクなどを持ち歩くよう指導される。

QOL(生活の質)に大きな支障をきたしはじめるのもこのころからだ。

おまけに治療費は、年間の自己負担額が13万円を超える。

炭水化物(糖質)を食べ、わざわざ血糖値をあげておきながら、これを注射で抑えこみ、低血糖症状があらわれたら、また甘いものを口に放りこむ。この間も内臓脂肪の蓄積は進み、体内のあちこちで炎症が発生し、数々の生活習慣病を招きいれる。合併症への不安はつのるばかりだ。

※糖尿病患者の血糖値はインスリンや薬を使っても空腹時血糖値126mg/dl(正常値は90以下)。食後は400mg/dlまで跳ねあがることもある。こうした高血糖状態が長引ければ長引くほど、合併症の発症率が高まっていく。

ほかの生き物が口をきけたら、なんと言うことだろう。



ぼろぼろの身体を再建すべく、あらゆる健康術を試し歩き、最期に辿り着いたのがグルテンフリーと糖質制限だった。おかげで、毎日1時間のロードワークに出掛け、毎食、肉ばかり喰らっているが、不整脈ひとつ顔をださなくなった。そんな男が実体験と知見をつづっているブログ。相方は、グルテンフリーダイエットを実践中。

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カテゴリー: 万病を治す糖質制限

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